◆分子整合医学に基づく予防歯科
全国多くの予防歯科を行っている歯科医院における治療プログラムは、 以下に挙げる項目がほとんどです。
| ・定期健診 |
| ・虫歯の早期発見、早期治療 |
| ・定期的なフッ素塗布 |
| ・定期的な歯石除去やブラッシング指導 |
確かにこの治療プログラムは効果的な方法であり、当院においても数多くの患者さんが定期的に来院されて、 効果をあげられています。(河瀨歯科では月に約200人の患者さんが予防歯科の患者さんです。) しかしながらその一方で来院のたびに以下のような症状を訴えられる患者さんも増えてきました。
| ・歯周病が悪化している |
| ・虫歯が増えている |
| ・顎関節症 |
| ・舌痛症 |
| ・ドライマウス |
| ・口腔内に入っている歯科用金属が直接原因もしくは関与していると思われるアレルギー性疾患 |
人の体は約60兆個もの細胞から作られており、それらは日々代謝を繰り返して生まれ変わっています。 生まれ変わる細胞を作るのは私たちが毎日口にする食べ物です。 多くの病気はその食べ物の栄養バランスの乱れ、細胞分子の乱れ、 ひいては遺伝子レベルの乱れ、カルシウムやマグネシウム、亜鉛、鉄などのミネラルバランスの乱れから発症します。 口や歯は食道や胃、腸、肛門にいたるまでの消化器系最初の内臓です。 細胞、遺伝子から各臓器、口や歯までの流れを一本の川の流れと仮定しますと、 細胞や遺伝子は川の上流、各臓器や口、歯は川の下流に相当します。 川の上流で起きた異変を川の下流でいくら治そうとしても良くならないし、再発を繰り返す結果になってしまいます。 当院では従来の予防歯科に加え、『分子整合医学』(※)の考えに基づいた『分子整合医学予防歯科』で ハード(歯と口)面とソフト(食事と栄養指導)両面から患者さんの真の健康を守ってまいります。 これが歯科医師にしかできない予防です。
(※) 分子整合医学 分子整合医学とは2度のノーベル賞受賞者であるアメリカのライナス・ポーリング博士が提唱した医学で、 生化学や生理学、栄養学に基づいて解析を進め、体内分子(細胞分子)レベルでの栄養素の過不足を判断して、 栄養状態を本来あるべき正常な状態に整えるための医学です。 そして薬に頼ることなく人間自らが持つ自然治癒能力を高め、病気の進行を防ぎ、症状の改善、 さらには病気の予防を目的とする医学です。 院長河瀨は日本における分子整合医学のパイオニアであり、 数多くのプロスポーツ選手や各界の著名人の栄養指導をされている杏林予防医学研究所の所長 山田豊文先生から 直接指導を受けた、同研究所主催のYMF研究会認定医です 。
