2013年11月アメリカ食品医薬局(FDA)がトランス脂肪酸の食品利用を全面禁止にする方針を出しました!
トランス脂肪酸はマーガリン、ショートニングに多量に含まれている油です。
このトランス脂肪酸を摂取し続けると次のような疾患のリスクを飛躍的に拡大させます
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
- 動脈硬化症
- うつ病
- 歯周病
- 糖尿病
- 認知症認知症
また関連性が疑われる疾患として
- 不妊症
- 発達障害
- ガン
などがあります。
当院は数年前からトランス脂肪酸摂取によるこれら健康被害の危険性を訴え続けてまいりました。今回のアメリカはじめ、お隣韓国、南米、ヨーロッパにおいては規制の対象となっていますが、残念ながらこの日本においてはまだまだ遅れているのが現状です。
上に挙げた疾患は歯周病の合併症ととらえられるものばかりです。
これらトランス脂肪酸を「できるだけ」と言わず「完全に」食卓から無くしていきたいものです。年々増え続ける国民医療費は国の経済破たんを招かないとは言い切れません。
「疑わしきは避ける」これが予防の原則です。危険なトランス脂肪酸をやめて、亜麻仁油やえごま油などオメガ3といわれるいい脂肪酸を摂取するようにしましょう。
トランス脂肪酸が多く含まれている食品の見分け方
日本では「トランス脂肪酸」の表示はされません。次のような表示がなされている食品はトランス脂肪酸が多く含まれています。
- マーガリン
- ショートニング
- 植物性油脂
- コーヒーフレッシュ
毎日の食事が私たちの身体と健康をつくります。
ですから、これらの食品は、極力避けて頂きたいと思います。
